YouTubeの配信で再生回数・再生時間と共に重要な指標となるのが「チャンネル登録数」です。 チャンネル登録者が増えることはそれだけ固定の視聴者がいる、という数値でもあり1000人以上になれば収益化もできるのでうれしい限り。知り合い同士で相互登録を行えば誰でも収益化ができるのでしょうか。今回はYouTubeの相互登録について、調べてみました。
記事の目次
相互登録って何?
「相互登録」とは、言葉通り「互いに登録し合うこと」です。
YouTubeにおいては、「お互いのチャンネルを登録し合うこと」という意味を持ちます。
同様の意味では、TwitterやInstagramなどはアカウントをフォローし合うことを「相互フォロー」と呼びます。
sub4subとも呼ばれる
「Subscribe(Subscribe for Subscribe)」とは「申し込む」という意味です。
「Subscribe for Subscribe」は「お互いに申し込み合う」という意味になることから「相互登録」のことを指すようになりました。ちなみに表記としては「sub4sub」のように記載されることが多いです。
相互登録のメリット
相互登録の目的は「チャンネル登録者数の増加」です。
YouTube収益化の条件の1つとして「チャンネル登録者数1000人以上」という項目があります。チャンネル登録者数が増えると、承認欲求が満たされる以外にも「収益化を有効にできる」というメリットがあるのです。
ただし作為的な相互登録はNG
純粋なチャンネル登録者が多い動画は「質の高いコンテンツを提供している」と考えられますよね。
しかし、「相互登録」が横行してしまうと「質の低いコンテンツ」も多くのチャンネル登録者を持つことができてしまいます。
チャンネル登録者の増加、収益化のために手っ取り早く数字を伸ばしたい気持ちはわかりますが、相互登録のためだけに作られたアカウントからのフォローは、偽りの人気でしかありません。SEO対策をしつつコツコツ動画をアップして徐々に認知されるようにしましょう。
YouTubeの規約と対応
YouTubeは規約として「YouTube ヘルプ」というガイドラインを開示しています。
YouTubeが「相互登録」をどのように処理しているのか、ガイドラインを調べてみました。
YouTube側「相互登録」は規約違反
「YouTube ヘルプ」というガイドラインで「相互登録」は禁止行為として明確に記載されています。
また、Googleのウェブマスター向けガイドラインには「リンクプログラムの参加を禁止する」という明確な記載があります。Googleがリンクプログラム(※)に目を光らせているのと同様に、YouTubeでも相互登録について監視を行っています。
YouTubeもGoogleの検索と同様で、有効でないチャンネル登録者が多数いても意味ありません。
こういったポリシーを持つプラットフォームのなかで活動するので、規約は守りましょう。
※リンクプログラム…あきらかに相互登録のみを目的としている、過剰なリンク交換が見られることを指す
不正なチャンネル登録者は削除
YouTubeはチャンネル登録されているチャンネルと、そのアカウントを定期的にチェックしています。その判断ポイントとして、「動画の内容に問題がないか」「チャンネル登録者数に不正がないか」などを定めています。
YouTubeに「不正なチャンネル登録者」とみなされるとチャンネル停止・削除されます。
「不正なチャンネル登録者」とは人為的な方法で獲得したチャンネル登録者です。また、「Sub4Sub」に関しても禁止行為とみなすと記載されています。せっかく登録者を増やしても、チャンネルを削除されては意味がありませんよね。
まとめ
YouTubeにおける「相互登録」について解説しました。
「相互登録」とは収益化を目的として、お互いにチャンネル登録を行うことです。これはYouTubeの利用規約で禁止されている行為なので、絶対に行わないようにしましょう。
良質なコンテンツを配信していれば、自然と視聴回数やチャンネル登録者数は伸びます。
安易な考えで「相互登録」を行わず、コンテンツの質を上げることを考えましょう。
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