YouTubeのジャンルの中でも、「食レポ・グルメ系」動画は面白さや分かりやすさで人気です。テレビの時代から「食レポ・グルメ系」は流行していましたが、YouTube全盛期の現在も不動の人気を誇ります。
ただし、YouTubeの「食レポ・グルメ系」コンテンツは、過去のテレビの同ジャンルとは微妙に異なる点もあります。今回はYouTube時代の「食レポ・グルメ系」動画ついて解説します。
記事の目次
食レポ・グルメ系ってどういうコンテンツ?
YouTubeでの「食レポ・グルメ系」動画はどのようなコンテンツなのでしょうか。ここでは、具体例として「チャンネルkotubu」をご紹介します。
このチャンネルは小粒さんというYouTuberが運営しています。小粒さんの動画の特徴は、小粒さん自身が口よりも下しか撮影していないという点です。顔全体が分かりませんが、口元から下を切り出して、ひたすら食事を摂るその映像には独特のエロさがにじみ出ています。
※参考:「チャンネルkotubu」チャンネルはコチラから遷移できます。
食レポ・グルメ系コンテンツの対象となりやすいユーザー層
「食レポ・グルメ系」動画の対象になりやすいユーザー層は、動画によってバラバラであると言えます。一言で「食レポ・グルメ系」と言っても、YouTuberの性別・年齢・食事内容によってさらに細分化されているからです。
むしろ、YouTuber自身がどのようなユーザーをターゲットにしたいかによって、ユーザー層が決まると言っても過言ではありません。
食レポ・グルメ系コンテンツの特徴
「食レポ・グルメ系」動画の特徴は、先にも述べたようにユーザー層が細かく分類される点です。「食レポ・グルメ系」動画は大別すると「セクシー系」、「大食い系」、「特殊食材系」の3種類があります。
「セクシー系」は「食レポ・グルメ系」の概要でご紹介した小粒さんのように、異性がメインターゲットになり得る食レポ動画が該当します。大食い系はその名の通り、昔のフードファイターのYouTube版であり、男女問わず活躍しています。最後の「特殊食材系」はいわゆるゲテモノ系です。異国の変わった食べ物や昆虫食など、普通の人が食べないような食材のレポを行っています。
メリット
「食レポ・グルメ系」動画のメリットとしては、動画制作において企画をそれほど練り上げなくて済むという点があります。食レポのコンセプトさえ決まれば、後は撮影方法に留意しながら趣旨に合致した動画を作成することが可能です。
注意点
このジャンルにも注意点があります。「食レポ・グルメ系」動画は飲食店で撮影することが多いため、店側から事前に撮影許可をもらうなどの配慮が必要です。
無許可で撮影を行うと最悪の場合、訴訟リスクも考えられます。また、大食い系の食レポの場合は大食いを敬遠している店で撮影を行うと、店に対する業務妨害あたる可能性もあります。
また、撮影の度に食事代金が発生するなど、動画撮影に一定のコストがかかります。YouTubeからの広告料が入らなければ、懐に厳しいジャンルであると言えるでしょう。
古典だからこそ分かりやすく面白い「食レポ・グルメ系」
テレビ黄金期から人気のジャンルだった「食レポ・グルメ系」動画は、YouTube全盛の時代にあってもなお好調を維持しています。テレビの時代と異なるのは、YouTuber自身が顔出ししないなど、食レポの方法が多様化している点です。
視聴者にとって食レポはエンターテインメントだけでなく、新しい店を探したいときの情報源でもあるため、ニーズは確実にあるでしょう。動画ジャンル選びで迷っているYouTuberは、「食レポ・グルメ系」動画にチャレンジしてみても良いかもしれません。