Vlogの肝であるカメラの選び方を解説!コスパ重視?利便性重視?

日本のYouTuberの中で、いわゆる先発組であるHIKAKINやはじめしゃちょーを代表とした「企画・エンターテインメント系」とは違い、日常生活や知識となる情報などを中心に"動画として残すVlog"。

何かのジャンルに特化しているのではなく、日記の動画Ver.というところであり、近頃知名度を上げています。
ライバルたちと差をつけるため、鮮明な映像を視聴者へお届けするには、YouTuberと同じくVloggerも動画機材にはこだわりたいところ。そこで今回は、Vlogの質を左右するカメラの選び方や具体的な商品を例にご紹介していきます。

Vlog用のカメラで意識すべきこととは?

Vlog用のカメラで意識すべきことは大きく分けて3つあります。

  • 持ち運びやすさ
  • 手ブレ補正機能
  • レンズ口角の自由度or汎用性

Vlogだけに限りませんが、これら3つはカメラを扱う上で押さえるべき点であり、費用や長期性・実用性を分岐させるので意識しましょう。

では具体的に、この3つのどのような観点からカメラ選びを進めるのかお伝えします。

持ち運びやすさ

モデルやプロモーションの撮影とは違い、Vlogでは比較的フットワークが軽い人が多いです。
というのも、被写体を四方八方から撮影するのではなく、自身がカメラを持って移動し撮影を行うケースが多いためです。

例えば、朝から夕方まで遊園地での行動を撮影するとします。
1つの乗り物やアーティストなどを撮影することはあったとしても、基本は1つの撮影→1つの撮影→というように、歩きまわるイメージで撮影をします。
そのため、単一の被写体を狙う撮影とは違って軽めで持ち運びのしやすいカメラを選ぶことがポイントになってくるのです。

手ブレ補正

どれほど画質よく仕上がるカメラを用意しても、手ブレがあると撮影する側にとっても視聴する側にとっても見づらい映像になってしまうでしょう。そこで重要となるのが手ブレ補正のついたカメラを選ぶことです。場合によっては速い映像を撮影することもあるでしょう。

せっかくジェットコースターに乗ったのに映像がブレてもう一度辛い思いをしないといけない…なんてことを防げますし、何より滑らかな動画に仕上がります。
もし、スマホ1台でVlogを始める際は、手ブレ補正の自撮り棒なんかも出回っているので、利用してみてはいかがでしょうか。

レンズが広角or後付けできる

最後に大切なのがレンズに広角機能があるカメラ、またはレンズの後付けや取り外しができる汎用性のあるカメラを選ぶことです。
広角レンズでの撮影により、基準よりもワイドな映像が撮影できたり、レンズによっては魚眼レンズや芸術的な動画を撮影することができたりと撮影の幅が広がります。

iPhone 11やGoogleのPixel 4では広角レンズが採用されており、1歩引いた動画を撮影することで広い世界観を演出できます。
カメラによっては広角の度合いも調整できるので、カメラ選びにおいての重要なポイントになります。

Vlog撮影にオススメのカメラを紹介!


Vlogにおいてのカメラ選びは、フットワークよく撮影するための軽さ・手ブレ補正・ワイドな世界観のための広角レンズが重要とお伝えしました。そこで本記事でオススメのカメラを厳選し、コスパ重視のもの、利便性重視のものとお伝えします。

オススメその①:SONY α7 III

SONYのカメラで何といっても高品質なカメラです。フルサイズでありながらコンパクトで、Vlogだけでなく本格的な動画撮影にも使われるほど。他のカメラよりも高性能な分、お値段が高いのがネックではあるかもしれません。

ただし、レンズのラインナップも豊富なうえ多くのVloggerたちがオススメしているカメラで、長く使っていくことを考えるとコスパに優れた当記事オススメのカメラです。

オススメその②:Canon EOS M6

続いてオススメのカメラがCanon製品。上記の「SONY α7 III」より安いながら、オートフォーカスはもちろん、4K撮影以外では申し分ない機能性があります。顔認識機能なども搭載しており、本体が小さい分液晶も小さめ。

コンパクトサイズではありますが、4Kほどの画質を要さないならとてもコスパに優れたカメラとなっています。

オススメその③:GoPro HERO7

最後にオススメするのは持ち運びの代表格ともいえるGoPro HERO7!
上記2つのカメラより3分の1ほどのサイズであり、そのコンパクトさゆえの利点があります。中にはサッカーボールにGoProを付けてゴールキック!なんて動画を筆者はみたことが…笑

一般的なカメラとちがって小ささならではの強度により、様々なケースで撮影が可能で、HEROという名にふさわしいアクティブなシーンで活用されやすいです。それでいて、お値段も安価。バッテリーの持ちはよくないので、充電環境には気を付けておくといいでしょう。

まとめ

Vlogの肝ともいえるカメラ選び。重要なのは軽さ・手ブレ補正機能・レンズの汎用性です。
もう一つ加えるとするならば充電の持ちですね。Vlogでは外や長い時間の撮影ケースも増えるかと思いますので、ポータブル充電器も兼ねておくとより撮影環境は整います。

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