YouTube動画のクオリティがアップするテクニック・小技3選!

YouTubeに投稿された動画は様々な企画をもとに作成されていますが、似たような内容の動画であっても人気な動画、不人気な動画に分かれていきます。これはYouTuber自身のキャラや容姿も関係がありますが、それ以外にも動画作成の際のちょっとした小技やテクニックも大きく関係しています。

同じような内容、同じような企画の動画を投稿する際の人気・不人気を分けるものとは何なのでしょうか。今回は、動画を視聴者の記憶に留めるためのテクニック・小技をご紹介します。

動画の見せ方をレベルアップするには

そもそも動画編集テクニックを向上させるにはどうすれば良いでしょうか。これは何よりも、先人のテクニックを盗むのが最善の道と言えます。動画テクニックは自分で考え出すことは非常に難しく、また思いついたとしてもすでにポピュラーな技法になっているものが多いと言えます。いわゆる「車輪の再発明」という状態です。

だからこそ編集技術の向上のためには、日本・海外を問わず動画をチェックし、編集が上手な人を見つけたら、とことん技法をマネするのが一番です。
また、編集テクニックは見ているだけでは向上しないため、実際に自分の手で試してみることも必要です。

オープニング・動画のダイジェストを先頭に入れる


YouTubeは世界的に有名なメディアとなって久しく、投稿された全ての動画数は20億近くになると言われています。そのため、視聴者に動画への興味を持ってもらうには、オープニングの時点で視聴者の心をつかむような仕掛けをすることが重要です。
視聴者が動画をどれだけ最後まで見てくれたかを表す指標として、再生維持率があります。ほとんどの動画は再生が始まって間もなく視聴者が離れてしまっており、再生時間がほとんど伸びません。

再生維持率を向上させるためにも、動画のオープニングに趣向を凝らしたり、ダイジェストを挿入して動画の展開を先に伝えたりと、視聴者が動画を最後まで見たくなる気持ちに喚起させる工夫が必要です。

動画最後におまけ・NG集をいれる

動画の最後におまけのような動画を挿入することも重要なテクニックです。例えばシリーズ物のアニメを想像してみましょう。シリーズ途中では本編だけを視聴し、エンディングテーマは飛ばす人が多いと思います。しかし最終回でエンディングテーマとともにこれまでのストーリーのダイジェストや最終回後の風景が挿入されると最後まで見てしまうのではないでしょうか。
これと同じことがYouTubeでも言えます。動画の最後にこれまでの動画のダイジェストを挿入したり、NG集を入れたりすることで再生維持率が向上します。
もちろんおまけ映像のような扱いではありますが、こうした工夫が後々大きな差となって現れるでしょう。

動画のつなぎ方には特に気を使おう!

動画をカットした後のつなぎも重要となります。YouTubeに投稿される前の動画のほとんどは数十分以上の長い動画です。これをテンポ良くするために動画の一部をカットし、尺を短くする必要があります。
この時、安易にカットした前後をつなぎ合わせると、動画全体がチープになってしまいます。映像をつなぎ合わせる時は、フェードアウト・フェードインなどエフェクトをかける工夫が必要です。

反対に動画のつなぎは、言葉による説明なしに時間の経過を表現できる優れた手法です。例えば料理動画であれば、食材を切り始めた映像と切り終えた映像を繋げば、時間が経過し調理が進んだことを表現できます。また、太陽の動きを繋ぐだけでも時間の経過を表現できます。
このように映像のつなぎは、尺を短くするだけでなく表現方法として有効なため、是非とも意識して使用すべきだと言えますね。

細やかなテクニックを磨いて素晴らしい動画を

いかがだったでしょうか。多くある動画編集テクニックの中でも、今回は特に動画企画に関する小技ようなものをまとめてみました。小技とは言いましたが、見やすい動画・見にくい動画を決めるのは、実はこうした小技の積み重ねだったりします。

動画を編集するということは、いかに言葉や映像を少なくしつつ大量の情報を詰め込むかということです。つなぎによって時間の経過を示したり、動画の最後におまけ映像を含めて再生維持率の向上を狙ったりなど、今回示した技法以外にも多くの技法があります。ぜひ、様々な技法を覚えて、更なるファン獲得に繋げてください。

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