最近盛り上がりを見せるVtuber界隈。その中でも歌手活動に特化したVtuberが存在します。これをバーチャルシンガーと言います。このバーチャルシンガーになれば、自身の歌をVtuberとして世界に配信することができ、自慢の歌声とキャラクター性で一部のバーチャルシンガーが人気を博しています。今回は、今話題の人気バーチャルシンガーと、どうしたら歌手デビューできるかご紹介します。
記事の目次
バーチャルシンガーとは何?Vtuberと何が違うの?
バーチャルシンガーとは、Vtuber界隈の中のひとつのジャンルで、歌手活動に特化したVtuberを指します。例えば、「月ノ美兎」、「電脳少女シロちゃん」などのようにSNS上で歌がトレンド入りするVtuberも存在しますが、バーチャルシンガーはさらに歌手活動に特化した存在と言えます。
代表的なバーチャルシンガーとは?
では、代表的なバーチャルシンガーにはどのようなキャラがいるのでしょうか。
具体例としては、
- 富士葵(歌系Vtuber先駆者)
- ときのそら
- YuNi
などがあります。
富士葵
まず「富士葵」はバーチャルシンガーの先駆者とも言える存在です。しっとりとしたバラード系の楽曲からロックを基調とした楽曲まで歌っているジャンルは多岐にわたります。カバー系の楽曲が多く、代表作には「Rain」、「フリージア」などがあります。2019年ニコニコ超会議ではVTuberライブに出演し大きな反響を呼びました。
ときのそら
「ときのそら」は、ホロライブに所属するバーチャルシンガーです。女性にしてはやや低音気味の落ち着きのある声で、高低差のある楽曲も歌いこなせる実力派バーチャルシンガーです。代表作には、「おかえり」、「メランコリック」、「ライオン」などがあります。
YuNi
「YuNi」は「Activ8」、「Candee」がy行動プロデュースしたバーチャルシンガーで、2018年5月の活動開始以来、すでにチャンネル登録数は10万人を突破しています。華やかで伸びのある声が特徴で、代表作は「シャルル」です。
その他の歌系Vtuberは?
Vtuberが歌う楽曲を聴きたい場合、バーチャルシンガーだけが選択肢ではありません。Vtuberの中にも楽曲を歌っているキャラがいます。
例えば、代表的Vtuberである「キズナアイ」は、企業コラボで楽曲を歌っているほか、「Japanese HANJO! TVミヤ」は観光向けのオリジナルソングを歌っています。また、株式会社サントリー公式Vtuberである「燦鳥ノム」は、2019年5月29日に「Life is tasty!」を発表しています。
バーチャルシンガーとしてデビューするには?
それでは、バーチャルシンガーとしてデビューする最短方法はどのようなものでしょうか。まず、押さえておくべきポイントは事務所です。基本的に、有名バーチャルシンガーは事務所に所属している方が多いです。
例えば先ほど紹介した「ときのそら」はホロライブに、「YuNi」はActiv8、Candeeに所属しています。もちろん、「富士葵」のように無所属で活動するバーチャルシンガーも存在するため、必須の条件という訳ではありません。
デビューを目指すならオーディションがおすすめ
しかし、それでも個人で活動する場合、アバターの用意や録音機材に準備など手間のかかる部分が多くあるのも事実です。最短でデビューを狙うのであれば、やはり事務所のオーディションに出るのが良いと言えるでしょう。「にじさんじ」のような大手Vtuber事務所は定期的にオーディションを開催しているため、まずは応募してみるのも良いかもしれません。
一方、Vtuberやyoutuberは個人で活動できるのが魅力の一つのため、事務所に所属するということが肌に合わない人もいると思います。この点、バーチャルシンガー「富士葵」のように事務所に所属せず活動する方もいます。ただ、こちらのほうが作成者(歌い手)の負担が大きく、事務所のようなサポートがいないぶん、動画やSNSでの投稿ペースや宣伝、再生数やチャンネル登録者数を増やすための努力は欠かせません。
まとめ
「歌に自信があって歌手デビューしたい」という気持ちを秘めているなら、さらなる盛り上がりが予想されるバーチャルシンガー界隈にデビューしてみましょう。リアルライブやバーチャル空間でのライブなど、活動の場は広がっているので挑戦してみてください。