男のVTuberは人気獲得は難しい?ユーザー獲得の課題
参照:https://spice.eplus.jp/articles/204172

現在盛り上がりを見せているVtuber界隈。しかし人気と呼ばれているキャラクターたちはそのほとんどが女性VTuber、また最近のデビュー組も女性VTuberが多いです。男性VTuberの人気獲得は難しいのでしょうか。ここでは、男性Vtuberの現状やニーズはどのようになっているのか、また現在活躍中の男性VTuberも紹介しつつ性別の壁について探っていきます。

男性Vtuberの現状

Cartoon Character Man Talking to a Friend Concept Element Flat Design Style. Vector illustration

まず男性Vtuberの現状について説明すると、残念ながら固定ファンが10万人を超える大物男性Vtuberは存在しません。基本的に10万人を超えているのは女性ばかりです。
しかし、決して男性Vtuberに人気がないわけではありません。女性キャラに比べるとややニッチなニーズになりますが、数万人規模のファンを持つ男性Vtuberも存在します。

有名な男性Vtuberとは

では、有名男性Vtuberについて説明します。男性Vtuberで最も有名なのは、4万人越えのファンを持つVtuber「ばあちゃる」です。

①覆面系男性Vtuber「ばあちゃる」

https://youtu.be/iSOVVsJKhSg
「ばあちゃる」は、馬の覆面を被った男性Vtuberです。顔から上は当然馬の覆面ですが、首から下はスーツを着ています。「馬の覆面を被っているが、好物は馬の馬刺し」、「製作者が表情をつけるのをめんどくさがった結果、馬の覆面を被せられた」などのエピソードを持ちます。主な配信内容はゲーム実況です。

②ショタ+男の娘Vtuber「鈴谷アキ」

https://youtu.be/nMq9hLqG_84
続いて有名なのが「鈴谷アキ」です。このVtuberは、少年の風貌、いわゆるショタ系のキャラで、かつ男の娘というダブルの特徴を持っています。また、「性格は腹黒い」という特徴もあります。主な配信内容はパズルゲームの実況ですが、ゲームをしつつも雑談も配信の柱としています。

③イケメン正統派Vtuber「剣持刀也」

https://youtu.be/duhLuCOepso
そのほか有名Vtuberとしては、剣持刀也が挙げられます。剣道部所属という特徴を持つこのVtuberは、男性Vtuberの中では正統派イケメンという立ち位置にいます。配信を継続して行うことも特徴の一つで、3日を開けずに生配信する事を信条としているとのことです。

なぜ10万人超えの男性Vtuberがいないのか

ここまでで、数人の男性Vtuberを紹介してきました。しかし、そもそもなぜ女性Vtuberの方に人気のキャラが多いのでしょうか。

親しみやすさがある?

1つ目の理由として、女性キャラの方が見た目のウケが良いということが挙げられます。Vtuber視聴者は、楽しさや癒しを求めて視聴者しています。その際に、少しでも見た目の良いキャラを求めるのは当然のことと言えます。

ユーザーや認知度は男性が多い

2つ目の理由として、Vtuber視聴者やVtuberの存在を認識している層・視聴している層は、男性が過半数を占めていることが挙げられます。主たるカスタマーが男性であるため、その反対の性別である女性Vtuberのニーズが高いことは自然な流れでしょう。男性VTuberだからといって女性視聴者だけでなく、男性視聴者からの支持がポイントかもしれませんね。

参照:人気SNS+Youtube、Amazon、大規模プラットフォームアプリの男女年代比を比較してみた

参照:VTuberの認知度調査、10代・20代は約半数が認知 「はじめて知った情報源」は意外な結果に

男性/女性ファンの獲得方法は?

ですが、男性Vtuberも勝ち目がないわけではありません。人気を得るにはさまざまな方法が考えられます。

まず、基本的な話として見た目が整っていた方がウケが良いということは言えます。これには鈴谷アキや剣持刀也が当てはまります。モデル、アイドル系のルックスです。また反対に、キャラの強さで売っていく方向性も考えられます。これには、ばあちゃるなどが該当します。

そのほか、ユーザーの年齢層を考慮することも重要です。Vtuber視聴者は10代、20代がメインのため、彼らが話題にしていることを配信内容に盛り込むなど、常にアンテナを張っておくことが大切です。

このように、男性Vtuberであっても方向性によって十分売れる余地があります。反対に言えば、まだ大物男性Vtuberが少ないため、ライバルが少ないとも言えるでしょう。

まとめ

たしかに男性Vtuberは、女性Vtuberに比べて人気になるのが難しいと思われます。キズナアイ筆頭にVTuberの人気は高まりましたが、その人気を続けるのははやり外見だけではキープできないでしょう。視聴者のニーズを考慮したネタ作り、トーク力の向上、キャラ設定を行えば人気が出る余地は十分あります。
男性Vtuberは人気が出ないと思い込むのではなく、視聴者のことを考えた動画つくりを心がけることが大切です。

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