YouTubeで人気を集めているのが「キッズ系」動画です。YouTuberの数が爆発的に増加して、職業としても認知されるようになりつつあります。投稿される動画数も天文学的なレベルに達している中で、人気の「キッズ系」動画とはどのようなジャンルなのでしょうか。今回はその概要やおすすめポイントについて詳しく解説します。
記事の目次
キッズ系ってどういうコンテンツ?
「キッズ系」YouTuberの代表格が、「ここなっちゃん」です。「ここなっちゃん」は「キッズ系」を代表するYouTuberの一人で、その配信内容は人形を用いたドラマが中心です。
「ここなっちゃん」は自分でストーリーを作り、そのストーリーをリカちゃん人形などで表現することを得意としています。内容は非常にかわいらしいドラマですが、ストーリーがしっかりと練り込まれているのが特徴的です。
「キッズ系」動画はその名の通り、子どもを中心に視聴者を集めています。また、その親世代からも支持され、ファン層が厚いジャンルとなっています。
※参考:「ここなっちゃん」チャンネルはコチラから遷移できます。
キッズ系コンテンツの対象となりやすいユーザー層
キッズ系コンテンツは、子どもだけでなく親世代もターゲットにしています。親が子どもと一緒に視聴するのはもちろんですが、子どもに視聴させるために親が動画を検索して、そのまま試しに視聴する場面を想像すると分かりやすいかもしれません。
キッズ系コンテンツの特徴
キッズ系コンテンツの特徴は、なんと言っても子供が視聴して楽しめることです。そのほかのYouTubeのコンテンツと比較すると、子どもが実際に試せる内容が多かったり、子ども向けの商品をプッシュしたりする傾向があります。
また、自分の子供を出演させるYouTuberからバービー人形などを用いて人形劇をするYouTuberまで多種多様ですが、子どもが見てすぐに理解できるようなコンテンツであることが共通点です。
メリット
キッズ系YouTuberはほかのジャンルと比較すると、あまりなじみがないジャンルです。一見するとそのメリットが分かりにくいかもしれません。自分の子ども時代を思い出してみると、キッズ系のメリットが理解しやすいでしょう。
1つ目のメリットは、子どもに気に入ってもらえたコンテンツは、繰り返し再生される点です。投稿した動画が1つでも人気になれば、子どもの間で口コミが広がって一気にバズる可能性があります。
2つ目は、キッズ系コンテンツは親も視聴するため、商品紹介の動画では子供と親の2方向に対してアピールできるという点です。大人向けコンテンツの場合、動画視聴者が商品を買わなければ、その時点で動画に魅力がないと判断することもできます。ところがキッズ向けコンテンツなら、親が商品を気に入らなくても子どもが気に入る可能性があり、その逆も然りです。
注意点
キッズ系コンテンツ制作における注意点は、子供が真似しやすい内容であることです。動画の内容に不適切なものが含まれていたり、親の気分を害するような内容が含まれていたりする場合、チャンネル自体があっという間に問題視されて拡散される可能性もあります。動画を制作する際は、他のジャンルと同様あるいはそれ以上に内容を細かくプランニングすることをおすすめします。
子どもと親が楽しめる「キッズ系」はハマれば一気にバズる可能性あり
キッズ系コンテンツは視聴者の分母自体は小さいですが、ターゲット層の子供や親に特化していて、刺さりやすいジャンルであるということがお分かりいただけたかと思います。
「キッズ系」動画は、さまざまなYouTube動画のジャンルの中でも、特にコンテンツ内容に注意が必要ですが、動画制作の面で大きなメリットがあります。ジャンル選びで迷っている人や子どもがいる人なら、一度は「キッズ系」を検討するべきでしょう。