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動画とブログが融合したVlog(動画ブログ)が話題です。Vlogにはどのようなメリットやデメリットがあるのか、興味があるYouTuberも多いのではないでしょうか。そこで今回はVlogの特徴やYouTubeとの違いを押さえながら、メリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット①:動画編集が楽

Vlogには動画編集が簡単というメリットがあります。実は動画を投稿する作業で大変なのは、動画の撮影よりも編集なのです。クォリティーの高い動画を配信するYouTuberは、良い撮影機材や編集ソフトを使用するのが当たり前となっています。何より、撮影より編集に時間をかけるのが一般的です。

その点、Vlogは投稿者の日常生活の出来事を撮影するのがメインなので、動画の編集にかかる工数が少なく済むでしょう。撮影した日常シーンの要点を絞ってカットする程度の編集でも、十分投稿できるケースが多いため、動画編集が苦手な人でも利用しやすくなっています。

メリット②:自分自身のファンを作れる

Vlogの2つ目のメリットは、ファンを作りやすいことです。さまざまな動画投稿ジャンルがありますが、「やってみた」などの企画系の場合、企画そのものの面白さがファンを増やす重要な要素になります。面白い企画を作り続ける能力があればよいのですが、視聴者の期待に常に応えられるコンテンツを提供し続けるためには、多くの努力や苦労も必要です。

Vlogは動画投稿の内容が日常生活中心なので、投稿者の企画が面白いか面白くないかよりも、「日常に感情移入できるか」「共感できるか」などのポイントが、ファンになってくれるきっかけになります。視聴者が投稿者の日常に魅力を感じるケースが多く、内容の面白さに関係なく熱心なファンになってもらえるでしょう。

メリット③:トーク力がなくても大丈夫

Vlogの3つ目のメリットは、トーク力に自信がなくても動画投稿がしやすい点です。
実験やゲームの実況などでユーザーに楽しんでもらうためには、それほど面白くない状況であってもユーザーの好奇心をそそるような高いトーク力が欠かせません。特に実験の準備段階やゲームが最高潮に盛り上がる直前では、見せ場まで視聴者が離脱しないようにトーク力で惹き付けるスキルが大切です。

ところが、トーク力は動画投稿を始めてすぐに身に付くものではありません。特に初心者の段階では、撮影の緊張から何を話せば良いか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
その点、Vlogのコンセプトはあくまでも日常の撮影なので、トークで無理に盛り上げる必要がありません。トーク力がなくても、共感できそうな日常のシーンを提供できれば、コンテンツとして成立するのが魅力です。

デメリット①:ファンが付きにくい

手軽に始められるVlogにもデメリットはあります。1つ目は、ファンが付きにくい点です。Vlogは日常が中心の動画を投稿することがメインなので、視聴者に与えるインパクトには欠けるのが難点と言えます。

動画の視聴者は面白さを求めてYouTubeなどの動画投稿サイトを閲覧することが多く、興味や刺激の少ないコンテンツにはファンが付きにくいです。また、日常生活の撮影は単調になりやすく、一気に再生数を稼ぐのは難しいでしょう。バズを狙いたい人には難易度が高いのがネックになるかもしれません。
最初はファンが中々付かず焦ることもあるでしょう。ファンが付きにくいという特徴を知った上で、再生数をコツコツと増やしていく姿勢が大切です。

デメリット②:収益化が難しい

Vlogはファンが付きにくいことから、収益を上げるのも難しいでしょう。ファンが増えて再生数が伸びれば、広告収入などで収益を上げる機会は増えていきます。ところがファンが付きにくく、再生数が伸びにくい動画は収益化のハードルが高くなるのです。

Vloggerで収益を狙う場合、最初は利益に繋がりにくいことを覚悟して長期的な視点で進めていきましょう。それがVlogを投げ出さないコツでもあります。

Vlogの特徴を把握して投稿を楽しもう


動画とブログを足して2で割ったVlogは、動画の編集が楽にできる、投稿者自身にファンが付きやすい、トーク力がなくても投稿しやすいなどのメリットがあります。一方、ファンが付きにくく、収益化が難しいといったデメリットもあるので、腰を据えて長期的に取り組むつもりでVlogの投稿を楽しんでみましょう。

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