YouTube内の検索で上位表示を獲得するには、動画内容の面白さや役に立つことに気を配るのは当然として、いくつかの設定を適切に行っておく必要があります。今回は、そんなYouTube検索で上位表示するためにおさえておきたいポイントを解説していきます。
記事の目次
基本的なYouTube SEO対策を行う
YouTube検索での上位表示は、ただ良い動画を作るだけでは困難です。
「タイトル」「説明欄」「タグ」を正しく設定し、YouTube内SEO対策を施しましょう。
①動画タイトル
タイトルは、動画の内容を正しく反映させたものを付けることが大事です。
それでいて、視聴者が興味をひかれてクリックしたくなるような表現で、端的かつわかりやすく書けるとなお理想的です。
また、動画内容に関係があって検索需要の高いキーワードをタイトルに挿入することも忘れてはいけません。その際は、タイトル文の最初のほうにキーワードを置くようにするとさらに効果的です。
②説明欄
説明欄には、動画の内容やタイトルと矛盾しない説明文章を過不足なく設置しましょう。動画を最後までみなくてもだいたいの内容が把握できるように動画の概要を記載したり、タイトルだけでは説明しきれなかったことがらを説明欄で補足するのは有効です。また、もしもタイトルに入りきらなかった検索キーワードがあれば、説明欄に入れておくと良いでしょう。
③タグ
タグには、その動画がどういうカテゴリに分類されるのかをYouTube側に知らせる役目があります。タグ全体での文字数が120字以下であれば、いくつでも設定できます。ただ、大量のタグはスパム扱いされる可能性があるため多くても15個程度に抑えましょう。
適切なタグを設定しておくことで、それに関連したキーワードで検索されたとき検索結果に表示されやすくなったり、人気ライバルの関連動画として表示されやすくなる可能性があります。
<2>SEO対策で使うキーワードの見つけ方2>
①検索ニーズに合わせたキーワード
まず、動画の内容に関連していそうなキーワードを思い浮かべてみます。YouTubeの検索窓にそのキーワードを入力すると、よく検索されている関連キーワードがプルダウン式に複数表示されます。その中から、動画の内容と関連性が高いキーワードをタイトルや説明欄、タグに用いましょう。
トレンドキーワードを入れたい場合は、GoogleトレンドやKeyword プランナーを使って検索されているキーワードを探しましょう。トレンドの波に乗れば、一気に検索上位に食い込み、再生回数や再生時間、チャンネル登録者数の増加につながる可能性があります。
②ライバルの動画を参考にする
すでに上位表示に成功しているライバルチャンネルがタイトルや説明欄で使っているキーワードを参考にして、自分の動画に盛り込むのも有効な手です。
やってはいけないSEO対策
タイトルや説明欄、タグにむやみにキーワードを詰め込みすぎたり、無関係なキーワードを盛り込んだりしないようにしましょう。
動画の内容に関係ないと思われると、視聴者は即座に離脱したり、低評価ボタンを押されたりしてしまいます。その結果、YouTubeから低品質な動画とみなされて上位表示が遠のきかねません。
そもそもそういった行為はYouTubeガイドラインで禁止行為となっているので、最悪、動画削除の可能性さえあります。
サムネイル画像も手を抜かない
視聴者の多くは、検索結果や関連動画に並んだ動画をパッと見で選んでアクセスします。
その際、サムネイルはタイトル以上に目を引くので、サムネイルの選定も手を抜けない要素のひとつです。
SNSなどでシェアされてYouTube外のサイトで表示されることもあるので、どんな大きさでも認識されやすいサムネイルを選びましょう。
ただし、ただ目立てばいいわけではなく、あくまでも動画の内容と関連していることや、チャンネルのブランドイメージと合致していることが重要です。
キャッチーで引きのあるサムネイルでアクセス数が増えれば、YouTube側から人気動画とみなされ、YouTube内での検索上位に表示される可能性が高まります。
まとめ
YouTubeの検索で上位表示を獲得するには、動画の内容を魅力的なものにするのはあくまでも大前提です。検索需要の高いキーワードを「タイトル」「説明欄」「タグ」に正しいかたちで盛り込むYouTube内SEO対策もしっかりと行いましょう。
また、無数にある動画のなかからパッと目を引いてアクセスしてもらえるよう、キャッチーなサムネイルを選定することも重要です。
ただし、いずれの施策も動画の内容と無関係なものを選定したり、過剰なやり方に走ったりすることのないよう気をつけましょう。
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