すでにYouTuberになっている人、これからYouTuberになる人にとって気になる点が、動画及びチャンネルの収益化です。YouTubeで動画を収益化するには、いくつかのハードルがあります。今回は動画やチャンネルをスムーズに収益化できるようポイントを紹介いたします。
記事の目次
収益化は「パートナープログラム」への参加が必要
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現在、YouTubeで動画及びチャンネルを収益化するには、まずは「パートナープログラム」への参加が必要となっています。「パートナープログラム」にはいくつか収益を得る方法があるので紹介いたします。
広告収入
メジャーなものとしては、広告表示に合わせた収益です。収益率は、動画1回再生あたり0.1円～0.3円。そこからクリエイターが得られる収入は動画の再生回数 or 広告クリック数 × 広告単価となります。一定の条件を満たすことで広告収入を得られる権利が与えられます。チャンネルを開設しYouTuberとして今後活躍したい人にとっては、最初の目標となるところです。
スーパーチャット
スーパーチャットは、「投げ銭」とも呼ばれている収益方法です。仕組みは、YouTuberに対して視聴者が直接金銭を送れるというもので、アップロード済みの動画にも送金可能となっています。ファンがいることはもちろんですが、その中でもコアな層がいないと成立しません。
チャンネルメンバーシップ
チャンネルメンバーシップは、ファンが、YouTuberのチャンネルに月額料金を支払うものです。チャンネルに支払われた税引後の残額のうち、YouTube側が30％、YouTuber側が70%を得ることができます。
YouTube prime
YouTube Premiumは最近始まった仕組みです。YouTubeが広告なしで視聴できるということでご存知の方も多いと思います。
YouTube Premiumは広告が表示されないため、魅力的なコンテンツであることと、再生時間が重要になります。通常のYouTubeですと広告が表示されるため、動画が何回見られたかによってYouTubeが企業から得られる収益が変わってきますが、YouTube PremiumではYouTubeはユーザーから直接収益を得ます。そのため、視聴者が魅力的に感じるコンテンツで、かつ長時間YouTubeに留まってくれるような動画を投稿すればするほど、YouTubeから対価を得ることができます。
グッズ販売
YouTuberが収益を得る方法は他にもあります。それがグッズ販売です。これは、YouTubeが各種グッズの製造販売代行を行うTeespringと提携して行なっているサービスです。YouTuberは、ユーザーがYouTube経由でグッズを購入するごとに1ドルの報酬を得ることができます。
現在のところ、米国内のYouTuberとユーザーを対象とした機能のようです。
広告収入の審査基準が上がった
「パートナープログラム」に参加した後、どのような方法で収益を得ることができるのかについては紹介しました。ではどのように「パートナープログラム」に参加するのでしょうか。
実は、以前は比較的参加が容易だった「パートナープログラム」ですが、2018年2月20日より参加基準が厳格になりました。
現在は、下記の基準が最低資格要件となりました。
1. すべての YouTube パートナー プログラムのポリシーに準拠している。
2. YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
3. 公開動画の総再生時間が過去 12 か月以内で 4,000 時間以上である。
4. チャンネル登録者数が 1,000 人以上である。
5. リンクされている AdSense アカウントを持っている。
引用元：YouTube パートナー プログラムの概要、申し込みチェックリスト、よくある質問
再生時間・登録者数の伸ばし方
では実際に再生時間や登録者数を伸ばすにはどうすればよいのでしょうか。
関連動画からの流入
まず考えられるのは、関連動画からの流入を狙うことです。関連動画からの流入を狙うには、自分の動画説明欄に関連度の高い自身の動画を紹介しましょう。その際は、SEOキーワードを盛り込みつつ紹介して、Google検索の影響を受けやすくしておいてください。
トレンドネタで一気に流入を稼ぐ
また、トレンドネタで動画を作成するのも良い方法です。トレンドネタは、一時的ですが検索ニーズが上昇するので、それに便乗してトレンドキーワードを扱ったコンテンツを公開できれば多くの流入が見込めます。この方法では、注目を集めているキーワードをなるべくタイトルの前半に持って来て、Google検索等に引っかかりやすくする工夫が大切です。
地道にコンテンツを増やす
最後に、最も大切なことは企画・制作を継続することです。一気に話題を集めようとしてアダルト系や反社会的な動画を投稿する。
また、著作権に違反する映画・アニメなどの映像作品を投稿することは、「YouTube パートナー プログラム
」のポリシーに反します。最悪、動画の削除やチャンネルの停止などペナルティを科せられる可能性があります。
YouTubeは広告表示で気軽に稼げると思われがちですが、実際は継続的にコツコツ取り組むことが重要です。
ゲーム配信や商品レビュー、ハウツーなどのエンタメ系。いっそのことバーチャルタレントを起用してVTuberチャンネルとして活動していくなど、配信できるネタは無限ですが見せ方は工夫する必要があります。クリエイターとして成長していきましょう。
まとめ
YouTuberは非常に注目を集めている職業ですが、そこで成功するには地道な努力が非常に重要です。YouTubeがコンテンツの正常化に努めた結果、以前よりも収益化の基準が上がりましたが、YouTubeの仕組みや収益化の方法、またGoogle検索の仕組みを把握し、コツコツと動画投稿を継続すれば結果はおのずとついてくることでしょう。
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