youtuber必見!「書籍要約系」動画のメリットと注意点

現在、YouTube上にはたくさんの動画がアップされていますが、その中でニッチながらも一定に人気を持っているのが「書籍要約系」動画です。おそらくこの記事を読むまでこの動画ジャンルを知らない人もいるであろう「書籍要約系」動画ですが、実はいくつかのメリットがある動画ジャンルでもあります。今回はこの「書籍要約系」動画の作成メリットや注意点についてご紹介します。

書籍要約系ってどういうコンテンツ?

まず「書籍要約系」動画の例として挙げるのは、文学youtuberベルさんが投稿した「2019年面白おすすめ本ランキング27!意外な1位に一同騒然…!?笑【書評】」です。

題材から分かる通り、2019年に出版された書籍のうち、文学youtuberベルさんがおススメの書籍を27冊紹介する内容の動画です。

書籍要約系コンテンツの対象となりやすいユーザー層

そもそもYouTubeはどのような層がユーザーとなっているのでしょうか。YouTube全体のユーザーを年齢別に分類すると、最も多い層が10代と20代になります。そして、それに次ぐ形で30代、40代、50代と続きます。言い換えれば、年齢が若いほど多くの人がユーザーになっていると言えます。
では、全ユーザーの中でも「書籍要約系」動画視聴者には、どのような層が多いのでしょうか。「書籍要約系」動画を確認すると、ビジネス書の要約紹介が数多くヒットすることが分かります。この動画内容から見るに、「書籍要約系」動画は、20代以上のビジネスマン・社会人を主なターゲットとしていることが分かります。

書籍要約系コンテンツの特徴


「書籍要約系」動画の特徴として、1本あたりの動画の時間がそれほど長くないことが挙げられます。いわゆる「ゲーム実況系」動画などですと、1本あたり数時間に及ぶものもありますが、「書籍要約系」動画は書籍の内容を要約することを目的としているため、2~3分の動画も数多くあります。
またその他の特徴として、「書籍要約系」動画は1人でも作成可能であることが挙げられます。「ドッキリ系」動画などの場合、少なくともだます側とだまされる側の2人が登場人物として必要ですが、「書籍要約系」動画の場合は書籍内容の要点を説明する動画であるため、youtuber1人で作成を完結させることができます。

メリット

「書籍要約系」動画のメリットとして、準備の際にかかる費用がそれほど多くないということが挙げられます。動画を撮影する機材を除けば、必要なものが書籍購入の費用のみです。書籍についても、最悪の場合は図書館などで読むこともできるため、突き詰めれば費用なしで作成することも可能であると言えます。
また、書籍は年間数万件ほど出版されており、書籍のベストセラーランキングは常に入れ替わります。ベストセラーや話題になっている書籍を題材にすることで、Googleなどの検索エンジンから視聴者を流入させることも狙えます。

注意点

一方で注意点としては、よほど上手に書籍を要約しなければ、すぐに飽きられることが挙げられます。視聴者は話題の書籍や必読書を短時間で要点のみ押さえるために視聴しており、知識が不十分であったり内容の要約が中途半端であったりする動画では固定ファンが付きづらいです。。言いかえれば国語能力が重視されるジャンルであると言えるでしょう。
また、1本あたりの動画時間が短いため、多くの動画を見てもらえなければ動画再生時間が伸びないことが挙げられます。YouTubeはyoutuberに対する収益化の基準として、再生回数と再生時間を打ち出しており、この意味では「書籍要約系」動画は不利かもしれません。

自分の知識のみで勝負できるのが「書籍要約系」の強み

いかがだったでしょうか。「書籍要約系」動画はひそかに人気となっているジャンルで、新しい動画を作成する際のネタ出しに困らないジャンルです。youtuberと言えば、「やってみた系」、「ドッキリ系」、「音楽系」などがメジャーとなっていますが、資機材の準備が必要になります。「書籍要約系」動画は気軽に始めることができるジャンルであるため、これからyoutuberとして活動しようと考えている人は、一度は検討してみてはいかがでしょうか。

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