Vlogは自然体が売りですが、惹き付ける動画を作るための鍵はやはり効果的な編集作業です。その点、Vlogに適した編集用のアプリが多数あるため、初心者でも無理なく本格的な編集作業をしやすくなっています。そこで今回は、Vlogユーザーにおすすめのアプリを4つご紹介します。
InShot
InShotの特徴は編集機能が豊富なことです。トリミング、終わりからの逆再生、テキストや音楽などの素材の追加、ナレーションの録音、スライドショーなど、編集に便利な機能が多数備わっています。
アプリのインターフェースはシンプルなので、編集ソフトに慣れていない場合でも直感的に操作しやすくなっています。基本的に無料で使用できますが、有料版にアップグレードすると素材の選択肢が広がります。
動画に音楽を挿入することは編集における重要な作業の1つですが、InShotは無料の音楽がアプリに搭載されているので、サンプルのBGMを利用して気軽に音楽編集に取り組めるのが魅力です。また、解像度が大きく綺麗な画質が楽しめる4K形式の動画にも対応しているので、幅広い動画形式で手軽に編集作業ができるようになっています。
Onetake
動画の編集だけでなく撮影もできるアプリです。文字を入力する、フィルターをかける、フォントを選んで動画に反映させるなどの基本的な編集作業を行うことができます。
Onetakeの特徴は、35mmフィルムのカラーモデルをシミュレートしたフィルムプリセット機能を搭載していることです。コダックや富士フイルムなど、20種類以上のクラシックフィルムの雰囲気を手軽に楽しむことが可能です。
動画のタイトルや字幕などを装飾するための無料フォントも多数デフォルトで付属しています。加えて、Onetakeがライセンスを取得したオリジナルの音源を無料で利用することもできます。Onetakeは動画を撮影する機能も搭載していますが、サイズや動画のトリミング機能はついていないため、撮影の際にはその点をあらかじめ把握しておく必要があります。
BeeCut
BeeCutは動画編集のための基本的な機能が一通り揃っているアプリです。トリミングや結合、回転と反転、トランジション、フィルター処理、テキストの反映、音楽の挿入など、vlogの編集にあると便利な要素が充実しています。インターフェースもごちゃごちゃしたボタンがないシンプルなもので、初心者でも無理なく使いこなせるように工夫されています。分かりやすくて取っ付きやすいアプリといえます。
フィルターやトランジェクショントランジション?などの基本的な編集だけでなく、テキストを動かす、展示時間を設定するなどの高度な編集機能にも対応している点も魅力です。また、BeeCutはスマートフォン用のアプリだけでなく、デスクトップ版のソフトもあります。デスクトップ版では動画から音声を抽出する、ビデオコラージュを作成する、などの操作が可能になります。
VUE
様々なエフェクトを簡単に使用できる機能によって、日常の風景を映画のワンシーンのような洗練された雰囲気に変えることができる動画アプリです。アプリにはフィルターやモンタージュが多数搭載されており、これらを使用して少し時間をかけて編集するだけで、プロが撮影したようなそれらしい雰囲気の動画を作れるのが魅力です。
VUEの特徴の1つは、編集する動画の長さを設定できることです。例えば、投稿したい動画の長さが60秒であれば、設定しておけばそれ以上の尺度で編集できなくなります。アプリが動画の長さを把握してくれることで、ダラダラと動画の編集を続けるのではなく、メリハリのある効率的な編集作業が可能になります。
アプリを活用して手軽に動画をブラッシュアップしよう
Vlogはスマートフォンだけで動画を投稿できる手軽さが魅力ですが、同じくスマートフォン用の編集アプリを活用することで、動画をブラッシュアップする編集作業も手軽に完結できます。使いやすいインターフェース、編集だけでなく撮影もできる、高度な編集機能、手軽で効果的なエフェクトなど、それぞれのアプリの魅力があるので、お気に入りのものを見つけてみてください。