YouTubeで音がずれるのは何故?ネット環境や撮影時で防げる方法

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動画をYouTubeにアップした時、音ズレが生じていることに気づくことがあります。どうしてこのような音ズレが生じてしまうのでしょうか。この記事では、YouTube動画の音ズレがなぜ起きてしまうのか、その防止方法について紹介します。

動画と音がずれる原因は?

動画視聴時に音ズレが起こる原因の1つは、回線速度や動画視聴時の本体スペックに問題があるケースです。

通信環境が悪い・無線通信の通信速度が遅い

通信の遅れで動画は、音だけ先に聞こえて画像が遅れたります。このように音ズレが通信環境によって引き起こされている場合があるわけです。

とくに、スマホのモバイル通信(3G/4Gなど)やWIMAXなど無線通信を利用してインターネットにアクセスしていることが原因です。十分な通信料を確保できないライトなネット回線契約では、大容量の動画を再生するのに通信容量が足りず、遅れが生じます。

同様に、無線通信では、安定した通信を確保できないことが原因で「画面が上手く表示されない」、「音ズレが生じる」などがあります。

PCが低スペック

通信環境は有線で安定しているのに、動画の音ズレが起きる原因には、PCのスペックが低いことが要因です。高画質な動画はデータ量が多く本体が処理しきれないのです。

通信速度/PCスペックが原因なら、動画データ自体に問題があるわけではなく、周辺環境を整えたり通信を良くできれば、音ズレを解消することができます。

しかし、動画自体に音ズレがある場合、いくら通信環境を整えてもスペックを良くしても解決できません。その一つが、編集時に音がズレてしまった場合です。

編集時の問題

編集する時にデータが音と画像でずれたまま作成してしまっていることがあります。音のデータ再生位置やレートのズレなどをそのままで、確認作業が不十分な場合に起きます。

編集した後にズレがあるままアップしているので、元となるデータそのものを修正しないと問題は解消できません。

撮影時の問題

音を採取した時に動画と一緒に音を録音しますが、その際に画面の動きと音がかみ合わないことがあります。撮影機材として最近ではスマホ(特にiPhone)を使う方が多く、映像処理による媒体への負荷で音ズレが生じます。

作り手として音ズレを防止するには?

動画を編集する作り手としては、予防策をどのように実行すべきでしょうか。

①iPnoneで撮影しない

最近のiPhonは高機能・高画質な撮影が可能ですが、容量に負荷がかかり撮影した時点で音がずれている可能性があります。機材として、撮影用のカメラを使うことできちんと撮れるでしょう。

②音声・映像のレートを合わせる

通信環境やスペック、撮影などの問題が無いのに音ズレが起きる原因にフレームレート(フレーム数)の問題があります。

音声データを別機材から転送したり編集ソフトの設定がそのままだと、標準設定されている録音機などの「音声:44,100Hz」と撮影機材などの「動画:48,000Hz」の違いが、手を加えなければそのままになります。

音声をデジタルに変換する指標(サンプリングレート)と映像のフレームレートが違うので、音声と映像の2つをあわせて動画にした時、音ズレが起きます。

これは、音声と映像を別々の機材で撮影することで起きやすくなります。面倒なレート調整を避けたり、自動調整ができないソフトを利用しているなど、音ズレしない対策はいくつかあります。しかし、最初から音がずれないことが一番の対策です。

できる限り、音声・映像を一緒に撮れるカメラを使用することで音ズレを回避しましょう。

③編集する

音ズレのある動画を修正する場合は、動画そのものをYouTube音ズレ解消ツールで調整することが可能です。

例えば、音ズレTubeでは、動画のURLを入力して、何秒音がずれているのか、遅いか早いかを選択することで素早い修正が可能です。

音ズレTube

音ズレ映像はすぐに修正or削除

音ズレが起きてしまった動画の映像は、どうするのが良いでしょうか。音ズレした動画は視聴者にとってストレスでしかありません。

せっかくの動画も音ズレのせいで楽しめなければ台無しです。公開日から早めに削除・修正して再アップするのが良いでしょう。

まとめ

今回は動画ファイルをアップしたときの音ズレについて解説しました。音ズレしていないか、撮影や編集の段階でよく確認しましょう。

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